先日行った広島旅行の最終日。空港に行くため広島バスセンターに行ったところ、たまたま近くに「ひろしま美術館」を見つけ、時間に余裕があったので行きました。入館料は600円とお手頃だし、たまには芸術に触れようと思ったからです。
私が行ったときは常設展のみで、数十点の絵画や彫刻が展示されていました。いずれもなかなか面白い作品だと思いながら観ましたが、最後に見たゴッホの「ドービニーの庭」という絵に強く惹かれました。
綺麗な庭の風景がとても明るい色彩で描かれていて、見ていると心が癒やされ、ずっと見ていたくなりました。売店でこの絵葉書とクリアファイルが売られていたので、購入しました。
美術に疎い私ですが、ゴッホが生前は絵が一枚しか売れず、弟に助けられて生活していたことは知っています。気難しいせいか仕事が続かず、孤独で精神に不調をきたし、色々と問題行動を起こした末、37歳で自殺に近い形で亡くなってしまったとは、なんとも悲しい生涯でしたね。気難しくて孤独なのは私も同じなので、彼に惹かれてしまうのかも知れません。
帰宅後、ゴッホのドキュメンタリー映画を観ました。
これを機に、たまには美術館に行こうと思いました。このような素晴らしい作品を所蔵してくれた、ひろしま美術館には感謝です。