ある資格取得のために下記のサイトをチェックしていて、何だかなぁと思ってしまいました。
令和2年度「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」(調査時期は令和2年12月~令和3年1月)の結果(60歳以上の男女(日本1,367人、アメリカ1,006人、ドイツ1,043人、スウェーデン1,528人))について、その一部を紹介する。
平成27年度調査結果と同様に「収入の伴う仕事をしたい(続けたい)」と回答している割合は、日本が40.2%と各国の中で最も高くなっており、コロナ禍においても、依然として日本の高齢者の就労意欲の高さが表れている。
「勤労意欲」ではなく、「就労意欲」です。勤労意欲とは
働きたいと思う気持ち。「―の向上」「―をそがれる」
です。仕事に対して能動的ですね。
就労意欲はただ単に「職に就いてお金を稼ぐ」意欲です。
この調査では、何故就労したいのかの理由が調査されていません。年金と蓄えだけでは生活できず、本当は働きたくなくても生活のために働かざるを得ない方が多いのではないでしょうか。
高齢者の就労意欲の高さを誇っているかのような書きぶりですが、このような記述は止めていただきたいものです。