日常の記録

都内一人暮らし、個人向けPCスマホサポートをする男の日記です。

佐藤満春著「スターにはなれませんでしたが」

Amazonのレビューに書いたものを転記します。

オードリー若林さんのトークでよく出てくる「サトミツ」さんの本です。

はじめは芸人を目指して事務所に入ったが、向いていないことをすぐに自覚し、
自分の得意なことを追求し続け、現在のようなポジションを得るまでの流れが分かります。

御本人は芸人になれなかった自身のことを卑下されていますが、
これだけ多くの方から慕われ、たくさんの仕事を得て活躍しているサトミツさんは、
私にとっては雲の上の存在で、まさしく「スター」です。

自己肯定出来ないのは性格なので仕方ないのかも知れませんが、
もう少し自分を評価して、身体を労って欲しいと思いました。
最近のラジオでの仕事ぶりの話を聞いていると、老婆心ながら心配になります。

放送作家になりたいという人からSNSのDMで問い合わせが来るそうですが、
それに対する回答が非常に辛辣なのには笑いました。

大物経営者や有名人ではない、ごくごく普通の人の人生の参考になる本だと思いました。

 

佐久間宣行さんの本と同様に、一般人にも参考になる本ではないかなと思いました。私はかつて松下幸之助さんや本田宗一郎さん、岡本太郎さんらの偉人の本を読んでいました。

それらを読んだときには大いに感動し、感銘を受けて「自分もこうなるぞ!」と思うのですが、現実は厳しく、挫折して落ち込んでいました。

この本はそれらの偉人ではなく「そこそこ成功している人」の本なので、私や多くの凡人にも参考にしやすい本だと思います。参考になった点を簡略化して書くと

  • 周りの意見を気にせず、好きなことを発信する。
  • 無理はしない。

です。

彼の親友であるオードリー、仕事仲間の山里亮太、水卜麻美、日向坂46といったスター達は、佐藤さんのような裏方によって支えられていることが良く分かりました。