日常の記録

都内一人暮らし、個人向けPCスマホサポートをする男の日記です。

有楽町のアイマショウで細野晴臣さんを見た


realsound.jp

かなり久々にライブ会場に足を運び、生の演奏を聴いてきました。最近は好きなミュージシャンの訃報が相次ぐので、「見られるうちに見ておこう」と思ったからです。特に細野晴臣さんはご高齢ですからね。

今回初めて有楽町の「アイマショウ」という会場に行きました。有楽町駅近くのビルの7階にある、元は映画館だった場所のようです。

imashow.jp

名曲「有楽町で逢いましょう」から取ったと思われる、洒落た名前ですね。箭内道彦さんがラジオでお話されていたので興味を持っていましたが、彼も関わられているようです。

 

場内の設備は綺麗でロビーではソフトドリンクやお酒が売られており、それらを席に持ち込むことが出来ます。私は缶ビール(バドワイザー)を購入(600円)。

 

会場に入るとステージには楽器がセットされていました。開演時間と同時に細野さんが現れて軽く挨拶をして雑談をした後に原田郁子さんと角銅真実さんが招き入れられます。

 

残念ながら細野さんはベースではなくアコースティックギターを弾き語り、あとの2人が軽く音を加える感じでの演奏です。1曲だけ原田さんと角銅さんのユニット「くくく」の曲が演奏され、その間は細野さんは目を閉じて聴いていました。

 

最後に特別ゲストで「見に来ると言うので演奏を頼んだ」という高野寛さんが呼び入れられます。やはり高橋幸宏さんとの思い出話になり、全員で「stella」を演奏。ボーカルは高野寛さんでした。演奏はトータルで40分程で終了だったので、あっという間に感じました。

 

20分の休憩の後に映画『SAYONARA AMERICA』が上映。終了後は会場から拍手が起こりましたが、メンバーの皆さんは既に帰られていたのかそのまま終了。エレベーターは大混雑していたので、階段で3階まで下り、そこから店内のエスカレーターで降りて地上に出ました。

 

客は私のようなYMO世代の中年男性が多いかと思いきや、30代くらいの若い方や、女性もそこそこ多かったのが驚きでした。細野さんと仲の良い星野源さんなどの若いミュージシャン経由で興味を持ち、You Tubeで曲を聴いて好きになる方が多いのでしょうか。

元々そのつもりは無かったとは思いますが、「高橋幸宏さんの追悼イベント」のようだったなと感じました。この場に来られたことを嬉しく思った一日でした。

 

追記:細野さんも少し触れていましたが、この日は建国記念日だったこともあり、この日の有楽町はデモの団体と警察で大混雑。天気も良かったので人も多く、人混みの苦手な私には厳しかったです(笑)。