安倍晋三氏を銃撃した犯人の親が統一教会の信者だったことで、宗教団体が話題になっています。犯した罪は甚大ではありますが、伝え聞く彼の家庭環境は誠に気の毒であると思わずにいられません。
私はこの件でオウム真理教を思い出しました。
1990年前後だったかと思いますが、私のいた信州大学の学園祭に、あの麻原彰晃がやって来ていたようなのです(実際に来たかは未確認)。
学内に「麻原彰晃来たる!」といった感じのポスターが貼られており、それを見た私は、冷やかしで見に行こうと思ったのです。当時彼はまだそれほど危険とは思われておらず、メディア等にも出ていて人気者でした。
結局は行きませんでしたが、あの時行っていたらと思うと、ぞっとします。
勧誘に引っ掛かって信者になり、その後の松本サリン事件や地下鉄サリン事件等々の実行犯になっていたかも知れません。実際、それらの事件の犯人には信州大学卒の信者もいましたからね。
オウム以外にも政治活動をしている者や、怪しげな人たちの勧誘がありました。私は引っかかりませんでしたが、親元を離れて心細い学生たちは騙しやすいのかも知れません。
これまでは何とか被害に遭わずに済んでいますが、今後とも気をつけなければと思った次第です。