憧れの山下達郎さんのインタビュー、興味深く読みました。
と同時に、『後半生をどう生きるべきか』という哲学的な問いも、あの言葉には込めています。2008年のリーマン・ショックの後、コンサートを観に来てくれるお客さんの顔つきに愕然としたことがあって。特に男性ですね、表情に悲壮なものがありました。そんな人たちを前にすると、お互い頑張って生きていこうよ、という以外に言葉が出ない
リーマンショックからはずいぶん年月が経ちましたが、相変わらず景気は悪く、リストラや非正規雇用や低賃金など雇用の環境は良くはなりません。私自身、仕事探しを長くやっていますが、状況は芳しくありません。
達郎さんのような天賦の才能に恵まれたミュージシャンから
「お互い頑張って生きていこうよ」
と言われても、凡人の私はどうすれば良いのやら戸惑ってしまいます。それこそ
俺なんかが頑張ったところでやれるわけない
と愚痴りたくなってしまいます。
ですがそのように言ったところで、何も状況は良くなりません。落ち込んでひねくれていても仕方ないので、毎日をできる限り有意義に過ごすようにしたいと思います。