今後の参考にと思い、図書館で借りて読みました。この手の本が売れているということは、それだけ困っている方が多いのでしょう。
出口治明さんはエリート街道を歩んでこられたスキルの高い方なので、雇用の心配は無いようです。健康で教養もあり、経済的にも余裕のある方なので、その点は考慮して参考にする必要があります。ですが非常にポジティブなことが書かれていたので、好感が持てました。
- 「迷ったらやる。迷ったら買う。迷ったら行く」
- 「人生は楽しくてなんぼです。楽しい人生をおくるためには行動しなければなりませんが、「人・本・旅」できちんと学んで腹落ちしないと本気の行動はできません。
- ココ・シャネルがいう通り、何かを知ることそのものが 人生を楽しくしてくれます。」
楠木新さんは定年の60歳まで生命保険会社で活躍された方ですね。私は20代で早々と正社員からドロップアウトし、その後は個人事業主や派遣社員で色々な職場を渡り歩いた人間なので、状況はかなり違います。また私よりも一回り以上年齢が上なので、時代背景なども違います。
この方は他にも定年をテーマにした本を多く書き、講演活動もされているようです。これまでそれ程問題にされなかった「定年後」という鉱脈を掘り当ててそれをネタに仕事をされているのだから、大したものです。私も何かネタを見つけ、それを仕事にしてみたいです。
色んな本を読んできましたが結局、いずれも参考程度にしかなりません。最終的には自分で頭を働かせないといけません。いずれにしても健康で楽しい人生を歩んで行きたいです。