日常の記録

都内一人暮らし、個人向けPCスマホサポートをする男の日記です。

偉人のようには生きられない

若かった頃、以下のような本を読んで影響を受けてきました。 岡本太郎さんの本は今でも人気があるので、現在若い人も読んで感銘を受けているかも知れません。

自分の中に毒を持て<新装版>

自分の中に毒を持て<新装版>

  • 作者:岡本 太郎
  • 発売日: 2018/02/15
  • メディア: Kindle版
 
やりたいことをやれ

やりたいことをやれ

 
なぜ私はこの仕事を選んだのか (岩波ジュニア新書)
 

この3冊はいずれも

「自分のやりたいことをやって生きろ!」

「自分の思い通りに生きろ!」

と熱く訴えかけてくる本です。昔から自信が無く、周りの目を気にして生きてきた私には力強くて羨ましく、こんな風に生きたいと思ってきました。

現在50歳を超えましたが、結局私はこの本に書かれているような生き方は出来ませんでした。彼らの生き方を目指しては見たものの、周りの目を気にせずに生きられませんでした。今にして思うと、岡本さんや本田さんのような偉人の生き方を目標にすることが無謀だったのかも知れません。私の場合は無理をして心の病になってしまいました。

上記の言葉に倣い、待遇の良い大企業を辞めて独立した人が私の親戚にいました。結局失敗して貧しい生活になり、早くして亡くなってしまいました。独立して成功するのはごく一部で、失敗して借金を抱えてしまう人が少なくないようです。

サラリーマンは、組織の中で我慢することの多い職業ではありますが、経済的な面や周りからの信用の面では非常に有利です。変化の激しい時代なので、大きな会社に入れば安心とは言えませんが、自分が一生できそうだと思える仕事に就き、お金に困ることなく健康な生活を送ることが一番だと思います。

若い方には偉人の話を参考にしつつ、身体を壊さず無理をしないで生きて欲しいと思います。